今朝、実家の父から意気揚々と電話があった。

「今日から稲刈り始めっからよー。
刈ったら真っ先に新米送ってやっかんな。
楽しみにしてろよなぁ。」


数日前の電話とは雲泥の差である。
豪雨にやられ、稲が寝てしまい地盤はゆるゆる。
コンバインの車輪を補強するよう機械屋さんに依頼した。」と肩を落としていたのに・・・。
まあ、まずは一安心の様子だ。

この時期の田んぼは大好きだ。
稲穂がたわわに実って黄金の色。
イナゴもたくさんで本当に賑やかで、なんだか気持ちが高ぶってくる。

だけどここのところ悲しい文字をよく眼にする。
『事故米』『汚染米』といった記事だ・・・。
そう、三笠フーズを筆頭にした例の事件である。

今回の事件は許し難いし、何を考え取るんじゃと思う。
しかし、それ以上に、もう少し考慮して欲しいことがある。
あの単語・字面・文字。


小さい頃からお米を作っている場面を見ていて、少なからず手伝いをしてきた立場からすると、『事故米』『汚染米』といった単語が新聞やニュースで出てくるたびに悲しくなってくるのである。
便宜上、食料用と区別するためには仕方のないことかもしれないが、もう少し配慮の行き届いた言葉は考え出せないものだろうか。

例えば『御免米』なんてどうだろう。
一生懸命作ったが、諸事情で食べることができなくなってごめん。
と、申し訳なさが込められていていいと思うのだが・・・。

作り手に、食料に、敬意を忘れないで欲しい。

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