今日で3月も終わり、新生活を間近に控えている人も多いことだろう。

そんな中、「まさか!」とも「やっぱり・・・」ともとれる記事を発見した。
『インドの受験生自殺 06年だけで5857人』

大学や高校入試を前に、ストレスに耐えきれず自殺する生徒が増加傾向にあるというのだ。
急速な経済発展に伴うひずみといったところだろう。
就職に有利な理工系を中心に競争が激化しているという。

インドはおおらかなゆったりとした時間が流れているのかと思っていたが、そんな時代はとっくに過ぎ去っていたのだろう。
無知な私。
とにかく、この記事には驚かされた。
仏の教えはいずこに・・・。

というわけで、これを機に、自殺について少々調べてみた。
日本では3万人を超えて久しいが、ここは大きく全世界を考えてみよう。

自殺するのは日本特有なんて、どっかの誰かさんがテレビのコメントで言っていた記憶があるがそんなことはない!
世界の人口65億人のうち、毎年100万人もの人が自殺をしている。
しかし残念ながら、世界の人口の1/50を占める日本人は、世界の自殺者の1/30を占めている。
ああ、やっぱり日本人は比率的には自殺者が諸外国と比べて多いのか・・・。

そこで、自殺率を国際比較したデータを発見した。
10万人のなかで何人が自殺するかといった比率のデータである。


日本は第10位。
インドは02年データで46位。

ちなみに、自殺率上位は旧共産主義国(中欧・東欧)で占められている。
その理由として、これらの国々では経済的苦境、社会構造の急激な変化が起きており、失業や存在理由の欠如から死を選択するものが多いと考えられているようだ。

現在の日本も、経済苦・生活苦・健康苦等急激な変化に対応しきれていないのではないか。
東北地区、日本海側各県が自殺者が多いとされている。
地域産業の衰えと、病院数の減少に伴う、まさに格差社会のひずみだ。

自殺するなんて、精神が弱い、なんとかなる!
と思っていた頃もあったが、体力的に自信があればそりゃあなんだってできる。
行政が整ってこそ安心して生活できるというものであるのではないか。
最近歳をとってか、ヒシヒシとそう思う・・・。

若いのに受験で自殺なんてもったいない。
人生は、先の方がもっともっと長いわけで、ある意味、経済社会の犠牲者だろうか。
インド式数学の本が日本でだいぶ売れているが、楽しんでやるから面白いのである。
どうか、受験も楽しんで、しかもたとえ失敗しても何とかなるという楽観的な気持ちで挑んでほしい。
もちろん、親もそのぐらいの気楽さで構えている必要があるが。