産業技術大学院大学OPIとの連携講座スーパーデザイナー養成講座

takashi/ 12月 25, 2007/ お仕事

現在のメーカーとカスタマーの間ではバブル経済時代、伝統工芸、地場産業において、製造に力を入れていた。情報化社会になり製品の機能と価値を見出してきたが、IT時代、すなわち情報高速化がなお加速している。Web2.0が話題になる前は一部の専門家による座談でしかなかったが、インターネットから書籍へ紹介されることにより情報ツールが高度になった。そして、現在ではWeb2.1などバージョンアップ論が騒がれている。

情報化によりワールドワイドにより、コストダウンの思想が広まってきた。国内での製造メーカーは今までの生産ラインでは機能美が重視されてきた製品にユニバーサル化が求められてきた。そして、デザインを取り入れる事により製品の差別化、高付加価値化を見通す事によりメーカー自身の存在価値を主張しなくてはならない時代になってきた。デザインの分野でも加速化に対応する為に製品の開発段階からマーケティング、広報・宣伝、販売といったオールインワンのビジネスプロセスを戦略的に捉えられる幅広い知識・技術を持ったデザイナーの存在を育成する為に『スーパーデザイナー養成講座』が開講された。

この講座の目的として、商品開発にパートナーとして共に取り組む、マネジメント能力の高いデザイナーを育成するためのカルキュラムがくまれている。ビジネスや社会の問題にデザインの視点から戦略的・俯瞰的に取り組むことができる優れた能力を持った「スーパーデザイナー」の育成を目指しています。
専門大学による基礎的知識と技術を卒業し、デザイン業務を5年以上程度のインハウス、フリーランスデザイナーを対象にしている。「TOKYO  Design Support Program」の一環として、東京都、産業技術大学院大学、(財)日本産業デザイン振興会が連携して実施したスーパーデザイナー養成講座を約2ヶ月間受講し、修了いたしました。

デザインプロフェッション&プラクティスコース 38コマデザインのモデル
カルキュラム内容
・知的財産戦略
・プロジェクトマネージメント
・マーケティング
・財務会計
・デザイン分析1、2
・情報編集術
・デザイン品質マネージメント
・提案営業
・デザインの視点
・ケーススタディ(コボデザイン)
・ブランド開発実習(太田コレクション)
・商品開発実習(府中技研)
・ドローイング&プレゼンテーション