ご協力ありがとうございました!!!
先日このブログで相談させていただいた『家賃の更新』の件。
お陰様で無事解決しましたぁ!!しかも、音便にネ。
これも、ひとえにブログを見て下さっている方々の励ましたとコメント等のご助言のおかげです。本当に本当にありがとうございました!!
まー、それにしてもいろいろありましたよ。
『賃貸住宅の更新手続き』の表と裏。
皆さんにもちょっとは知っておいていもらった方が、後々役立つと思いまして、ブログに報告させていただきます。
マスコミ関係の方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報を(笑)。
このネタだけで一面飾れるぐらい、突っ込みどころが多すぎる問題ですからね。
まず、一般人である我々は、生活していて困ったトラブルに巻き込まれた場合、真っ先に公的機関の相談窓口に問い合わせるのが断然賢いやり方だということです。
最初私も、なんだかこんなことぐらいで相談するのもなぁ・・・。
と思っていましたが、相談することで、目の前のモヤモヤがきれいに取り払われました。
そして、毅然とした態度で相手に立ち向かうことができるし、こちらも怒りにまかせて爆発することなく、冷静に対処できるようになりました!
恥ずかしがらずにまず電話してみて下さい。
どんな些細なことでも親身になって相談してくれるはずです。
我々も、以下の3つに電話してみました。
①国民生活センター 03-3446-0999
②都庁の住宅政策推進部には、『賃貸住宅に関する相談(ホットライン)』03-5320-4958
③宅建協会(ハトのマーク)本部事務局 無料相談所 03-3264-8000
特に、①に関しては、弁護士さんとの無料相談もできますので、ぜひ一言お願いして予約を取ってみるのもいいかもしれません。事前にいままでの資料をFAX送信しておき、それを見ながら丁寧に説明してくれましたよ。
②の都庁のかたは、本当に親切で、私たちが大家さん宅に行って説明して、結局大家さんも、その場でこのホットラインに電話して、同じ方に相談して「良かった~」と言っているくらいですからね。
③は、身内と言うこともあってあまり歯切れは良くなかったですがね・・・。
まあ、いずれにしても、日本にはそれなりに正義の味方がいるわけです。
共通して言えるのは、皆さんちょっと早口だったかなぁということですが、まあ、相談の電話が多くあとが詰まってるってことなんでしょうけどね。
当たり前かも知れませんが、電話したら、必ず担当して下さった方の名前を聞いておくといいですよ。後々楽です。
さて、今回のトラブルの大筋はこうです。
Q.賃貸アパート・マンションの更新時に、更新料以外に更新手数料(『更新労務報酬』などという名目)を不動産屋に請求されましたが、払わなければいけないのか??
A.「法的な根拠は全くないがケースバイケース」です。
大家さんが、不動産屋に更新手続きを頼み、契約書の書き換え等の事務代行を依頼した場合は、発生する。
ただし、これは依頼した大家さん側に請求すべきもの。
また、逆に借りている私たちが、家賃の減額交渉等の依頼を不動産屋に依頼した場合は、借りている私たちに請求が来る。
ただし、不動産関係の法律に払わなければならないといったことは明記されていない。
というわけで、大家さんにも話を聞いたら、驚くべきことにそんなもの頼んでないというではないか。
もちろんながら我々も頼んでいるわけもない。
つまり、勝手に不動産屋が請求しているに過ぎないという結論になりました。
他にも、相談窓口では、ここには書ききれないくらいたくさんのことを教えてくださいました。
最初の契約や最後の退去に関するいわゆる『仲介業務』というものについては、不動産屋がしゃしゃり出るのは分かるが、更新などのいわゆる『管理業務』というものについては、大家さんに絶対的な権限があると言うこと。
そもそも、大家さんと借り主の契約なので、不動産屋は代行しているに過ぎない。
そこの基本を忘れてはいけないということでした。
不動産屋が中心となって大家さんも知らないお金を請求できるわけがないというのです。
確かに、言われれば当然のことですよね。
なぜか当事者になると当たり前のことまで分からなくなってしまうから恐いです・・・。
他にも、もし、不動産屋が更新料を受け取らなかった場合の手続きの仕方や、大家さんとの直接交渉の際の書面の書き方と言ったところまで掘り下げて多角的に教えて下さいました。
一人だけではなく、何ヶ所かに電話相談していろいろ聞くというのもいい方法だと思いました。
それにしても悪いことを考えつく輩というものは、いつでも法の抜け道というものを探してくるわけで・・・。
今回、我々もいい勉強をさせてもらいました。
何より、興奮して怒鳴ったり、メラメラしたりすることなく音便に解決できたと言うことが大きいな収穫。
今後何があっても、調べたり相談したりしてなんとか解決できる力を持てたという意味で成長できたなぁと実感しています。
最後に一言。
どの相談員の方も決まっておっしゃっていたのが、「大家さんと仲がいいというのは一番話が早い!」ということでした。
普通は、振込や引き落としですが、私たちは、もうずっと家賃を手渡しにしているんです。
もちろん、私たちの住んでいるビルの他の住人の方々は振込のようですが。
だから、大家さんとは毎月顔を合わせているし、近所でも良く会うし、会えばちょっと立ち話もするし、本当に良好な関係です。
それが、今こうして「信頼関係ができてるから安心だ」と言っていただけるわけで・・・。
今回のことで、あらためて私は近所だったら家賃ぐらい手渡しすればいい!と声を大にしていいたいのです。
こんなご時世だからこそです。
だって、大家さんとの関係が良好でなかったら、今回のような解決には至らなかったわけで・・・。最後は大家さんが出てきて不動産屋に連絡とってくれたのですから。
しかも、「おかげで、私たちもいい勉強させてもらった。不動産屋の言いなりになるところだった」と喜んで下さって・・・。
どうですか?
こんな世知辛い世の中だからこそ、ご近所づきあい大切にした方が何かと楽だと実感した事件でした。
こんな長いブログを最後まで読んで下さって本当にありがとうございました。
そして、よしぞーさん、yukioさん、arexさん、paulaさん、コメントとアドバイス本当にありがとうございました。
どうぞ、ブログをご覧の皆様、今後ともいろいろお知恵を貸して下さいね。