先週末ミャンマーを襲ったサイクロン。
自然災害の恐ろしさを目の当たりにした。

しかし、これは、ミャンマー軍事政権が「適切な警告を発しなかった」という見方も濃厚だ。
だって、インドの気象局はこう証言しているからだ。
「サイクロン上陸の48時間も前に、ミャンマー側にルートや規模などの全ての情報を連絡していた」

それだけではない。

「国内外からの援助を歓迎する」と表明しながらも、多数の援助団体関係者のビザが発給されていないという事実も明らかになったのである。
軍事政権は、国内の窮状を外国人の目に触れることを防ぐため、国際職員らの入国を厳しく規制しているという。

あきれる話ではないか。

死者2万人以上、行方不明者4万人以上と国営メディアは発表している。
しかし、死者が10万人以上という見解を示している人もいるぐらい全体像が明らかにされていない今回の災害。
この国家の一大事なのにも関わらず、自分たちのメンツを死守することに躍起になっているミャンマー軍事政権。

現場は遺体の回収作業も行われず、猛暑の中異臭を放っているという。
家畜の死骸も散らばり、生存者も家を失い、路上で眠る状態だという。

この現状を知ったら、一刻も早く救済措置を執るべきではないか。
外国の力を借りて国民を救うことの何を躊躇しているのか。
政権とは、国民を守るためのものであり、権力者を守るものではない

ここまで書いてお気づきの方も多いだろう。
そう、それは軍事政権だけでなく、どこかの国のねじれ国会についても同様なのであるが。

そうは言っても、本日未明の大きな地震には驚かされた。
自然災害は決して他人事ではない。
「緊急地震速報」が約1分程度遅れたという話もあるが、今後そこは改善していただくとしても、こうしてすぐに情報を発信してくれる日本の仕組みは本当にありがたい。

どうか、ミャンマーで一人でも多くの命が助かりますことをお祈り申し上げます。