新『ドコモ』ブランドに一言もの申す

takashi/ 4月 19, 2008/ お仕事

『ドコモ』のコーポレートブランドの変更が発表になった。
情熱の赤と丸みを帯びた小文字で暖かさを表現したようだ。


下落の一途をたどるブランド力回復に向けて、経営方針の大転換を発表した。
これまでは新規顧客獲得を重視した戦略だったが、今後は既存顧客へのサービスを拡充し、利用満足度を上げ、顧客の囲い込み戦略に転じるようだ。

さて、ここでデザインに関わるものとして、何点か言わせていただきたい。

①なぜ「NTT」という文字をロゴに残してしまったのか?
これは「『ドコモ』として戦っていくんだー」という自信が全くない象徴ではないか。
旧体制の電電公社の頃の変なプライドのようなものの名残のような気がする。
私にこの依頼が来たら、間違いなくこのNTTは入れない!

②時期が遅すぎたのではないか?
ここまで落ち込む前の、『番号ポータビリティ』の導入時になぜ一新しなかったのか。
あの時点で、出遅れた感は否定できない。

③今後も『ドコモ』というブランド名で本当にいいのかということまで掘り下げて話し合ったか?
名前を変えるのは本当に勇気のいる決断であり、経営者の手腕が問われる点でもある。
しかし、変えることによって、メリットもたくさんあるはずだ。
社員はもちろん、顧客や社外の方へも、意気込みが感じられると一気に求心力が高まる可能性も秘めている。
全てを白紙に戻す状態までの覚悟が新ブランドなのか疑問に感じてならない。

ちなみに余談だが、かつてドコモ経験者の私であったが、auに変えた時に格段に値段が安くなったのを今でも記憶している。

このロゴが吉と出るか凶とでるか、今後の巻き返しに期待してみようではないか。