先日、『もし新聞がなくなったら』ということについてブログを書かせていただいたが、文字離れと言われて久しい昨今、出版や書店業界も人ごとではないだろう。
現に、出版業界の事実上の倒産や民事再生法適用は、ここ最近ニュースになる機会が増えているのだから・・・。

そんな、文字離れ・読書離れの打開策になるような映画がスタートした。


『ジェイン・オースティンの読書会』
単行本も出ているので気になる方はそちらもどうぞ。
カレン・ジョイ・ファウラー 著/矢倉 尚子 訳
『ジェイン・オースティンの読書会』ISBN 978-4-560-02739-4 (白水社)

そもそも、アメリカでは十数年前から、
ミドルクラスの女性の間で『読書会(ブッククラブ)』が流行っているという。
なんと、ミドルクラスの女性なら少なくとも3人に1人が何かのかたちで読書会に参加しているというから驚きである。
月に1回、メンバーは10人前後。
メンバーの自宅で集まってコーヒーやワイン、美味しい食事も欠かせない。
それらを囲んでいわゆる討論会的なことをやるようだ。
読書会向きの本の紹介サイトやブッククラブに最適のレシピ集なんていう本まで出版されているというから驚きである。

どうだろう。
ここまで来ると、読書離れしている日本がアホみたいに思えないだろうか。
一つの文化や習慣として立派に成り立っている『読書会』。
まじめだけど、気軽に読書に親しむ姿勢は、まさに、出版業界はもとより、親や教員たちにとっても、理想的光景といえるのではないか。

私も、ぜひ観てみたい映画だ。