お仕事

出版社を退職して

ダグラス・マッカーサー陸軍元帥は引退表明の際、演説で「老兵は死なず、ただ消え去るのみ(Old soldiers never die; they just fade away.)」と当時士官学校で流行っていた歌詞を引用したモノらしい。

いままで4年間勤めきた『情報センター出版局』を退職した。
『情報センター出版局』以前は研究職であったので退職というモノを経験した事が無かった。最初はマッカーサーの言葉のように「ただ静に消え去るのみ」と思い、周りの人にもあまり辞める事を告げず静かに立ち去ろうと思っておりました。

部下に「今日は何時頃帰りますか?」と聞かれたので「定刻通りに帰るよ」と伝えた。時計というモノは時間を気にすると心がドキドキするものではあります。定刻10分前に以前上司であった人が「飯村さん退職のご挨拶をお願いします」と言われたのでかなりビックリしました。正直、最後のスピーチなんてモノは考えていないモノですから『えっエッえっ?』って感じで席を立ったら室内は大半の社員が集まって来ているのに大変ビックリ、吃逆であった。

挨拶として
「皆さん4年間色々とお世話になりました。
退職の日が近づくにつれて4年間の人生を自分の中で何回も振り返る事が多かったです。そんな中、私の人生の中で良かった事、幸せな事というものは64%だと思います。そして、悪い事、心が落ち込むことが36%だったと思います。感の良い人はこの数字の意味が解ると思いますが、私の中での『情報センター』での時間は幸せの64%のなかに含まれていると思います。
皆様、今まで本当に心から感謝しております。」と、言いました。そのあと、部下であった2人が代表で花束と贈り物をしていただき感動と涙があふれるのをこらえました。その後、陰に隠れて押さえきれず、最後に挨拶が出来て大変良かった事と部下が代表で挨拶をしていた事で心から2人と出会えて大変良かったと頬から涙が落ちました。

最初はマッカーサーの言葉のように去って行こうと思っていましたが、最後の挨拶では美空ひばりが歌っていた小椋佳の『愛燦燦』のメロディーが流れるものですね。
http://www.history.navy.mil/photos/pers-us/uspers-m/macart-l.htm